
Diagnostic Interview
発達障害の診断面接検査
About the Diagnostic Interview
発達障害の診断面接検査について
このページでご紹介する発達障害の診断面接検査は、後に医療機関で精神科医の診察を受けることを予定している方にのみ提供しているサービスになります。
診断面接検査がどのように役に立つか
慎重で丁寧な診断を行うことに役立ちます。その結果、誤診や見逃しの可能性を減らすことに繋がります。
発達障害のひとつである注意欠如・多動性障害(ADHD)と自閉スペクトラム障害(ASD)は、成育歴と現在の症状に関する幅広い情報を総合して診断するものです。しかしながら、医療現場では発達障害の診断に必要な十分な情報を得るための時間が確保できず、部分的な情報から診断の有無を判断せざるを得ない状況が生じているところが少なくありません。すると、どうしても「ADHD/ASD症状が多彩にあるのに、医師が把握できず診断に至らなかった」「部分的な情報はADHD/ASDに合致するけれど、ほかの可能性が十分に除外されていない」ということが起きやすくなります。
発達障害の症状は抑鬱症状や不安症状のように消失することが期待されていない診断名です。この診断を受けることで、良くも悪くも、当事者は自分自身に対する見方が根本的に変わったり、その後の人生設計に大きな影響を受けることがあります。患者さんにとっては人生を左右するかもしれない診断名ですから、可能な限り丁寧な診断プロセスを経ることが望ましいと思います。



